暑い日の試合はパフォーマンスがどうしても低下します。体の冷却作業がうまくいかず、熱が体内にこもり、筋肉の収縮がレベルダウンするからです。ひどくな ると痙攣をおこします。また、頭の中も熱がこもり温度が上昇していくと、風邪で熱が出たときの様にボーっとして判断が鈍くなります。夏の大会では、このよ うにならないために、特に水分の取り方が大切です。

まず、水分の大半は小腸で吸収されます。1時間で体内に取りこめる量には限りがあるので、試合前からこまめに水分を取ることで体の細胞を水で満タンにして おきます。例えば、バスの移動等でも汗をかきますから、水を用意しておくのが良いと思います。(乗車時に1人1ボトル手渡すなど)

水の温度は5~10°Cくらいが体に良いと言われていますが、シーズンの初めには少しずつ慣らしていくことが必要です。

試合の時には、飲むことで体の中からと、かける事で直接筋肉や血管を冷やす効果も期待できます。

ボトルなどは全部を凍らせて試合前に溶かして使うと氷が残り便利です。

Y-REPORT バックナンバー