J1第1節 2011年3月5日 G大阪 2-1 C大阪@万博

G大阪の遠藤が、さすが日本代表という存在感を見せつけた。ゴールシーンはMF宇佐美、FWアドリアーノに相手が引きつけられ、ここぞというところで逆サイドを上がってきてからのミドル弾だった。やはり経験の豊富さから、試合の流れを読む力がある。

日本代表としてアジア杯に参加した影響で、チームに合流して約2週間。序盤は新加入のFWアドリアーノとコンビが合わないシーンもあった。だが、試合の中で徐々に合わせてきた。PKを失敗したが、それでも失敗を引きずらず、メンタル的に崩れない安定感がある。ACLから中3日の試合で体はキツイだろうが、試合を読む力、周りを生かす力は落ちないということだ。フィジカルが万全ではないなりに、現時点での最大限のものを出してきた。やはり代表にこの男は欠かせない。

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