7月1日 国際親善試合 U-22日本代表2―0 U-22コスタリカ

日本はJリーグで出場している選手を多く呼び、チームとして2次予選から成長した
姿を見せた。野津田の左足、中島のドリブル、浅野や前田のスピード、遠藤のバラン
スなど、個性が見えた。その中でも途中出場の喜田の守備力が光った。
相手ボールを奪う力、カウンターのバランスも取れ、球際で奪ってさらに前への意
識もあった。前線の選手の良いシーンはあったが、それは日本の良いピッチだったか
ら。来年1月に最終予選を行うカタールのピッチは日本ほど良くなく、ボールを持っ
たプレーは計算できない。その点、喜田が見せたような守備力はボールを持たないも
ので、計算できる部分だ。
アジアの枠は3。最終予選では5、6試合目が大事になってくる。選手はポテン
シャルを見せた。あとはそれをどう組み合わせるか。可能性を感じた一戦だった。