7月25日 J1第2S第4節 名古屋 2―1 浦和

 名古屋FW川又のゴールは浦和DF槙野のマークを外す動きがうまかった。ゴール
前で点を取るところでのプレーで高さ、強さもあり、そこに入り込むスピード、タイ
ミングも抜群だった。ゴール前のポジション取りもいいが、トップスピードでしかも
1タッチでミートできる力もある。
 日本代表は6月のW杯予選でシンガポールと0―0のドロー。クロスの数は多かっ
たが、マークを中で外したり、競り合いに勝てる選手がいなかった。だから川又がいれば…と、ハリルホジッチ監督も思ったはずだ。
  左利きで、ペナルティーエリアの中で仕事できる。東アジア杯ではフィジカル的に力のあるチームが多いが、屈強な川又にはこじ開ける力がある。結果を出せば、海外組を含めたとしても、今後注目される可能性がある。