ペナルティBOX

日本サッカーが世界のトップレベルに近づく為には、ペナルティエリアで仕事ができるアタッカーとディフェンダーの育成が必要です。
ゴールの約85%はペナルティエリアで放たれたシュートから生まれます。このエリアで、確実にゴールマウスへのラストパス(シュート)が通せる技術、戦 術、体力、メンタリティといったものが大切な要素となります。

ゲームの流れの中で決まるゴールの約85%は2タッチ以内で放たれたシュートによるものです。ペナルティエリアという限られたスペースは相手のコンタク トを受けやすく、そこでの動きは必然的に制限されます。スペースおよび時間が限られ相手選手のコンタクトを受けやすいという状況において、いかにシュート を打つか?いかに防ぐか?
アタッカーおよびディフェンダーに常に与えられる課題です。

ワールドカップでベスト8、ベスト4を目指すには、世界レベルのアタッカー、センターバックを育てることが必要条件です。

ストライカーはドリブルなどのボールテクニックよりも、ワンタッチでシュートできる能力、球際の強さ、コンタクトを受けてもバランスを崩さずボールをと らえる能力といったものがペナルティエリアで余さず発揮できなければなりません。

ストライカーを育てるには、子供の頃から単に技術的側面に注目するだけでなく、このような能力を見抜き、将来を見据えて根気よく育てていく必要があるのではないかと考えます。

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