日本サッカーの発展に世界基準での育成は不可欠である

日本サッカーの発展の為には、代表チームでの選手の強化、育成は欠かせないものとなっています。
クラブチームだけでは、現実的に世界レベルとの厳しいゲームを経験することは難しいものです。なぜならば真剣勝負の中での試合が、ほとんどできない現実が あるからです。しかし世界クラブ選手権、トヨタカップといった、最高峰の大会に参加することができない現状があります。(世界クラブ選手権を実質的に経験 できた日本チームはまだありません。)
アジアの大会に参加できるチームも、カップとリーグチャンピオンに限られています。

世界で活躍している選手は、過去のU-17、U-20、オリンピック、ワールドカップといった各カテゴリー日本代表として世界大会を経験しながら 成長してきました。また、日本代表のほとんどの選手が、ユース、オリンピックといった代表経験をして、成長してきたことも確かな事実です。
Jリーグという素晴らしい環境が整い、優秀な選手が育ってきました。そのレベルの高い選手を更に、世界基準の経験をさせながら育てる為には、ユース、オリ ンピック世代の強化は欠かせないものだろうと考えます。ワールドクラスの選手が育てば、Jリーグの発展にもつながっていくでしょう。

企業社会でも、一流企業に勤めていることがその人の評価ではなく、どういう仕事が出来るかが問われる時代です。クラブチームでも同じ事が言えるで しょう。要するに世界基準で戦える選手、仕事が出来る選手を育てる事です。国際競争力のない選手では、クラブチームでも生き残れない時代になるでしょう。

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